育脳寺子屋 天六校の佐藤です。
夏休みが終わる頃、「学校に行きたくない」という気持ちが一年で最も強くなる子が増えます。長い休みで張りつめていた糸がゆるみ、また元の毎日に戻ることを考えると、体が動かなくなる。それは甘えではなく、心が出している大事なサインです。
2018年、二学期初日に教室を無料開放した話
当教室は2018年の二学期初日、こんな呼びかけをしました。
「もし、どうしても学校に行きたくなければ、当教室に気軽に来てください(お金は一切かかりません)。教室にある本・PC・タブレットを使って、何か学びに結びつくことをお伝えできればと思いますし、学びに結びつくなら自分で好きなことをやっても構いません。私も暇なので話し相手になってくれても(笑)。夏休みの宿題がまだできていないから学校に行きたくないのならば、当教室で宿題をやっても構いません」
この気持ちは、今も変わっていません。
学校だけが人生ではありません
学校に行かなくても、その気になれば勉強はできます。学校だけが人生ではありません。
今の学校生活を楽しく過ごせるための努力の継続は必要だと思います。ですが同時に、今の学校以外でも自分の夢をかなえる手段は、ほとんどの場合、必ずあります。それを模索しながら、今やるべきことを自分のペースで確実にやっていきましょう。
実際、不登校からの進路には通信制高校や、学び直しができる大阪府立のエンパワメントスクールなど、選択肢がいくつもあります。詳しくは記事末尾の関連記事をご覧ください。
保護者の方へ — 「行きたくない」と言われたら
お子さんから「学校に行きたくない」と言われたとき、保護者様も動揺されると思います。10年間たくさんの親子を見てきた立場から、大切だと感じることを3つだけお伝えします。
① 理由を問い詰めない
本人にも理由が分からないことは多いです。「なんで?」を重ねるほど、子どもは口を閉ざします。まずは「そうか、行きたくないんやな」と受け止めてあげてください。
② 登校を無理強いしない
心のエネルギーが空になっているときに背中を押しても、余計にすり減るだけです。休ませることは負けではありません。
③ 家庭以外の「居場所」と「学びの継続」を確保する
家に閉じこもる期間が長くなるほど戻るのが大変になります。学校のスクールカウンセラーや自治体の相談窓口と併せて、家でも学校でもない第三の居場所があると、子どもの心はぐっと楽になります。
当教室は、無料で居場所になります
2018年の呼びかけのときと変わらず、学校に行きたくない小中学生は、当教室を無料で利用してもらって構いません。
当塾は「自立学習」といって、まずは自分で考えることを優先しています。なんでもすぐ先生に聞くスタンスでは思考力が養えないため、そこは自分のためになると思ってご理解ください。個別・少人数の教室なので、集団が苦手な子も自分のペースで過ごせます。
お願いすることは一つだけ。コミュニケーションの基本の「あいさつ」です。入るときは「よろしくお願いします」、帰るときは「ありがとうございました」。苦手な子も多いかもしれないけれど、元気よくあいさつをすると自分も気持ち良くなれます。
初めて来るときは、保護者の方からお電話を一本ください(06-6359-0227)。来られる時間帯のご相談など、状況に合わせてご案内します。
小学校・中学校の子どもたち、本当に気軽に利用してね。
▼不登校からの進路について
不登校でも進学をあきらめないで下さい(通信制高校)
学びなおしができる大阪府立高校 エンパワメントスクール

