重すぎるランドセル見直すため文科省が“置き勉”認めるよう全国の教育委員会に通知
ロボットプログラミング教室天六校の佐藤です。
ゆとり教育からの反動や
分かりやすくするために写真も多く使うようになるなどで
教科書のページが増えたため
かなりの重さになってしまったランドセル以外にも
教科書以外の図工の作品やリコーダーやそろばんなど
両手いっぱいに荷物を持つ風景を何度も見ていて
学校がなんとも思わないのが不思議でしたが
文科省がやっと対応してくれ
子供たちの苦行ともいえる問題の一つが解決されそうです。
小学生でマッサージに通ったり
子供の中には腰痛になるなど、異常な状態でしたので
本当に良かったです。
自宅学習が減ると、また問題になりかねないので
宿題を持って帰るなど、忘れ物に気をつけましょう。
保護者の方も子供のためにも自己管理のチャンスだと思って
必要なサポートをしていきましょう。
かわいいものを見ると集中力がアップします!
ロボットプログラミング教室天六校の佐藤です。
広島大学大学院の研究者がある実験をしました。
2つのグループに、器用さや集中力が必要な単純な作業を
2種類してもらいました。
子猫や子犬のかわいさが違う写真を2種類分け
グループには同じ写真を見てもらいました。
動物の赤ちゃんまたは成体の写真を見せて
そのあとまた同じ作業をしてもらった。
ちょっとかわいい写真を見た学生は12%の成功が増え
(どれぐらいのかわいさに差があったは分かりませんが)
もっとかわいい写真を見た生徒は約44%成功が増えました
他にも似たような実験をしても同じような結果になり
かわいいものを見ると集中力がアップするということが
証明されました。
どなたが言ったか分かりませんが
「かわいいは正義」は本当かもしれません。
当教室にも、かわいい犬の花ちゃんがいます。
まだ赤ちゃんで頻繁に連れてこれないのですが
早く子供たちの成績アップに貢献してほしいです。
引きこもり問題 未然に防ぐ方法
ロボットプログラミング教室天六校の佐藤です。
今回は相談も多い社会問題について
ふれておこうと思います。
ちょっと気が滅入ってしまうテーマでもあり
現在進行形の方は気分を害す恐れもあります。
申し訳ありません。
ですから、思い当たる方はここから先は
読まれないことをお勧めいたします。
引きこもりになる多くはケースは
学生の方もいれば社会人の方
はたまた50代の引きこもりを80代の親が養う
「8050問題」が取り沙汰されているなど
様々なケースがあり、一概に言えることではないのですが
プライドと自己愛が強すぎるから
起こるケースが多いと言われています。
プライドが高いと失敗を極端に恐れるため
失敗しないためにチャレンジをしなくなります。
親からの愛情を受けていないと感じると
自分にすがるようになり、何より自分が大事になり
反動で自己愛が強すぎる状況に陥りやすくなります。
その結果、何かあると過剰に反応し
「無視された」などまわりの人たちが
自分に敵意があるかのように勝手に受け止めたりし
過剰に傷ついてしまい、全てが嫌になり
引きこもりになってしまうというパターンです。
子供が将来引きこもりにならないように
未然に対策できる方法はいろいろあると思いますが
上記のようなケースの場合
一つには『子どもの意志を尊重する』ことです。
親があれこれ先回りし、親がすべて決め
親の価値観を押し付けたりすると
子供は自分の頭で考える機会を奪われてしまいます。
そうなると、子供は自ら主体的に
何かに取り組むということと(自分で考え行動すること)
失敗から多くのことを学ぶという
大事な二つの機会を失っていることになります。
何がどう悪かったのかを考える前に
親が解決してしまうため考える必要がなくなり
考える力が養いません。
親は、子供の判断を促し、その判断を尊重することです。
たとえば進学などで親の価値観を
押し付けるようなことはしてはいけません。
どうしてもというときは、一人の人間として尊重し
納得してもらうよう努力することが必要です。
また、勉強しろとか宿題しろなどの言動は極力しない。
言われて「よーし 勉強するぞー!」となる子なら
今現在、苦労していないはずです。
更に、やる気を無くしている可能性すらあります。
無償の愛で親子関係が築けていたら
「お母さん心配なだな~」とか
別な表現で子供は理解し行動してくれます。
余談ですが・・・
適切な声のかけ方なら、巷にある育児本を見れば
いろいろ出てくると思います。
私からのアドバイスは
自ら勉強するまで勉強しろと言わずに我慢です。
そして、勉強しろと言わないのに、勉強しているときに
大げさに喜びを表現し、褒めてあげて下さい。
結果ではなく努力したことを大げさに褒めることです。
努力が報われると思えば努力に対して抵抗感が薄れ
承認欲求も出てきて、努力を進んでできるように
なるかもしれません。
重要なのは結果ではなく努力にフォーカスすることです。
話を戻しますが、「お母さん心配なだな~」とか
そのような表現で子供が理解してくれない場合は
子供が何かしらの原因で親に理不尽さを感じていたり
親を信用していない可能性があります。
子供のためと言いながら世間体を気にした発言だったり
子供の前で親が他人の悪口や陰口を言ってたり
親が本を読まないのに、子供に読書を求めたり
スマホをいじって子供の話を真剣に聞いてなかったり
などをしていませんか。
子供の立場になって、自らの言動を
素直に見つめなおしてみましょう。
もし、思い当たるところがあれば素直に謝りましょう。
思ってた以上に効果があると思いますよ。
また話がそれたので、もどしますが・・・
大人でも強制されるのは嫌ですが
子供も鋭敏に感じてしまうものです。
そして子供がやりたいということは
なるべくさせてあげてください。
幼児期に、何かに集中して頑張っているときは
飽きるまでとことんやらせてあげることで
集中力がつくと言われています。
子供の好奇心の目をつぶさないようよく観察し
子供が夢中になれることを見つける
サポートをしてあげてください。
そして子が没頭できる環境を整えてあげることです。
そうすることで
適切な自己肯定感や主体性を持てるようになり
ありのままの自分を受け入れ行動できるようになります。
繰り返しになりますが
子供の意志を尊重する言動を心がけて
無償の愛で接してあげてください。
学校の成績を上げたいのであれば、子供にスマホは与えないこと!
ロボットプログラミング教室天六校の佐藤です。
ちょっと衝撃的なタイトルを記載しましたが
決して大げさに書いた訳ではありません。
10年以上前に爆発的に売れた任天堂のソフト
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」
子供のときに遊んだことがあったり
名前ぐらいはご存知の方も多いのではないでしょうか。
その監修料の12億円の受け取りを辞退して
自分が研究したい分野に全額寄付された
川島教授の研究結果が注目されています。
その研究費を使ったのかは定かではありませんが
東北大学が仙台市教育委員会と共同で
スマホの使用頻度が学業にどのような影響をもたらすのかを
2010年より毎年7万人以上の小学校・中学校・高校に通う
児童・生徒全員のデータ解析をしています。
その結果から
十分に睡眠をとっていても、睡眠が不足していても
スマホ等の使用時間が長ければ長いほど成績が下がることが
データにより証明されたため
スマホを利用することによる学力低下は
睡眠時間が短くなり、結果として学力が低下してしまうと
考えていたのですが、それは間違っていました。
分かりやすいデータが
家でほとんど勉強をしない生徒たちのデータです。
家で勉強をしない生徒たちは、当たり前のことですが
学校でしか勉強していませんから
学校の授業を受けた時間だけで
他の学習時間は同じ0時間です。
スマホの使用率以外は同じ環境で
テストの成績が決まります。
そのテスト結果を見ると・・・
携帯やスマホ使った時間の長さに応じて
成績が低下しているのです。
その他の重要な研究結果は
・ゲームもスマホと同じように関係性がありうる
・スマホというよりSNSの利用が成績に悪影響と考えれる
・スマホの長時間使用で2時間以上の勉強効果が消える
ネットリテラシーを学ぶためには
スマホなどの端末を使うことも必要だと思いますし
また、子供たちがコミュニケーションを取るために
そもそも親が子供と連絡を取るために
必要だと考える人も多いと思います。
ただ、スマホを与える前に、少なくても
科学的なデメリットと、スマホを使用するメリットと
冷静に比べてみて、どう使えばいいかを親子で話し合い
子供と一緒に使用ルールを決めることが必要です。
ここでは成績について
いくつかクローズアップさせて頂きましたが
他にも
子供が犯罪やトラブルに巻き込まれる恐れがあるなど
安易にスマホを与えることは得策ではありませんので
欲求などを必要に応じて自らの意志で
コントロールすることができるかなど
お子様の特性を鑑みて、スマホを与える時期を考え
子供と話し合う時間を設けましょう。
教育の現場では、
スマホについて何も話し合わなかったり
使用のルールを決めても守らすことを怠ったため
スマホを与えてから成績が下がったという話は
枚挙に遑がないことだけはお伝えしておきます。
【個別学習塾】大阪の全国学力テスト結果から
ロボットプログラミング教室天六校の佐藤です。
今年の4月に
小学6年生と中学3年生を対象に行われた
全国学力テストの結果が公表され
大阪府は、小中学校ともに
すべての教科で全国平均を下回ってしまいました。
全国学力テストは
平成19年から行われていて
今年で11回目ですが
大阪府の国語の平均正答率は
小中学校ともに全国平均を上回ったことは1度もありません。
大阪地域で教育関係に携わっている一員として
責任を感じますし、とても残念なことです。
問題文を正しく理解するためには
読解力が必要です。
『将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』
これは、amazonの家庭教育カテゴリで
かなり前の話ですが
ベストセラー1位にもなった本の題名です。
塾や学校で本をたくさん読むことは現状では難しいので
本を読むことを習慣にできるように
夏休みを利用して家庭学習を一度見直してみましょう。
また
公表されたものをさらに分析すると
分厚い下位層と薄い上位層に分かれています。
公立高校までで考えると
成績上位に入りやすい と
とらえることもできます。
成績優秀者ばかりのエリアより
大阪は頑張れば結果が出やすい良い所と
前向きにとらえて
地域みんなで育てていきましょう!
「努力」を褒める(認める)と子供は伸びる!
ロボットプログラミング教室天六校の佐藤です。
褒めまくられて育てられると
褒められるのが当たり前になり
逆に褒められないとやる気がなくなってしまうので
褒める教育に否定的な意見もありますが
褒めること自体が悪い訳ではありません。
子どもの褒め方に注意点がいくつかあります。
「子どもを褒めるときは決して結果だけを褒めてはいけません」
結果を褒めるのではなく
それまでの努力を具体的に褒めるようにすれば
努力しなくなるということはありません。
結果だけを褒められて育った子どもは
自分の得意なことだけをやるようになってしまいます。
失敗を避けるようになり
新しいことにチャレンジしない子になってしまうのです。
逆に、結果ではなくそれまでの努力や
プロセスを具体的に褒められて育った子どもは
失敗を恐れずにチャレンジする子に育ちます。
多くの成功者は様々な努力を重ねる事で
様々な試練を乗り越えて成功をつかんでいます。
悪いことをしたらちゃんと叱り
しっかりと褒められて育ち自己肯定ができる子は
自分を信じることができるため逆境に強くなります。
1学期が終わり通知表が渡されると思いますが
この機会に結果だけにフォーカスするのをやめて
褒め方を見直すのもいいかもしれません。